日本企業では給料も業績も右肩下がりな理由は、御恩と奉公である年功序列・終身雇用制度が守れないなら、それ以上に存在価値が無い事。つまり株主軽視の価値観だからですね。一回でも業績を下げて減配したら社長のクビが吹き飛ぶという株主重視の緊張感であれば、業務中居眠りこいて定時キッチリ帰る働かないオジサンを飼ってる余裕は無くなり、無能は自己都合退職に追い込まれ、即戦力の優秀な社員に入れ替える風土になる。毎日最終面接試験のような緊張感の中で仕事をするので、年収数千万もらっても明日自分の席があるか分からない、これがアップルやGoogleみたいな米国の一流上場企業の過酷な姿。
賃金安いけどヌルい日本企業でのんびり働きながら、米国企業には死ぬ気で働いてもらい、配当金ご苦労さんとアガリをピンハネする。これが資本主義社会で生き抜く真髄ですよ。