世界がEVに傾倒しているなか、トヨタは水素に賭けていると思います。
CO2が発生するタイミングをざっくり分けると、車を作る時、乗る時、燃料(電力)を製造する時、車を捨てる時、に分けられ、トータルで考えると、現状ではまだまだEVは完璧ではないそうです。(注1)
しかし、現状の法規制では車に乗っている時だけのCO2排出量で議論されているので、テスラの収入源である温室効果ガス排出権に利点が出ます。特に環境に力を入れていくバイデン政権では。(注2)
EV時代の追い風によって、テスラはまだ伸びていくと思いますが、トヨタの水素を使ったカーボンニュートラルなビジョンは、長期的な視点ではテスラより上を行くと思っています。(注3)
(注1)レポート「CO2規制の新局面:EVは「走り方」だけでなく「作り方」も問われる時代に」
https://www.goldmansachs.com/japan/insights/pages/electric-vehicles-life-cycle-assessment.html
(注2)株価が絶好調のテスラ 増益をけん引したのは「実体のない利益」
https://the-liberty.com/article/17430/
(注3)トヨタ・日産・ホンダが本腰、炭素中立エンジンに新燃料e-fuel
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/04262/