今は世界の過剰流動性の金融相場が終了するまで個人投資家が売る下落相場は無いかもしれません。
日本株は2015年に外国人の月次売買が最高の20兆円になりその後は円高と株高による利確売買で去年3兆円まで低下し売った株は日銀が買う構図で最近5兆まで回復しました、今後90円台まで円高・株高が進みまだリターンが狙えるとの最後の花火かもしれません、ワクチンの効果やコロナの収束で経済活動が回復期になっても株高に見合う実体経済になるまでは、海外勢は買いに入らないかもしれません、海外勢はとにかくリターンが優先ですから。
コロナ不況対策で金融相場になりましたが対策が無ければ2番底があって、今ごろがコロナ不況の底値付近かもしれません、経済が回復傾向で金融相場が終わった時に株価と実体経済の乖離で下落するか分かりませんが回復期なので思ったほど下落相場にはならないかもしれません。
ただ、昔日本には持ち合い株があり海外から流動性が悪いと非難と解消圧力がありバブル崩壊と重なり大きな下落と共に海外勢に買い占められた経緯があります、その持ち合いを日銀が復活させた形ですから何時か海外圧力で無理やり出口戦略をさせられ下落相場が強制的に来るかもしれません。