斜めのラインについて
斜めのラインって本当に必要!?
本日は「斜めのラインって本当に必要!?」と題して記事を作ってみました。テクニカル分析に良く用いられる「トレンドライン」や「切り上げ・切り下げライン」など斜めに引くラインって本当に必要なものなのでしょうか。僕個人的に過去検証や相場分析を行ったところ、僕個人としては不必要だと思ったので斜め線を主体として分析をする事を止めましたと言うような話を書きたいと思います。相場のランダムウォークの分析に対して自身が信頼を置けるオブジェクトやインジゲーターは何なのか!?という事も書いて行こうかと思います。では参ります。
斜めのラインって必要!?
個人的な見解で申し上げると「必要なところでは必要だけれど主体としては使わない」と言う考えに纏まりました。皆さまも経験ありませんか!?トレンドラインを覚えたとき、上昇トレンドのトレンドラインを割って来たからとショートエントリーを仕掛けた事。真逆もしかりでダウントレンドのトレンドラインを超えて来てロングエントリーをした経験ありません!?もちろん僕もその経験はありますし、その経験で何度も失敗をした事もあります。僕はその失敗率の方が高いと感じたので斜めのラインを主軸に分析する事をやめました。
僕が斜めのラインを使いこなせなかったと言われればそれまでですが、僕がレジスタンスやサポートを過去分析していたところ、斜めのラインってぶっちゃけサポにもレジにもならなくね!?と思い始め、トレンドラインって偶然の産物じゃね!?と思い始め、斜めのラインを分析において封印したところ色んな相場観が広がり、相場の流れやトレンドの出来方などがわかりました。
皆さまが斜めのラインに対して絶大なる信頼をおいているのならば、その信頼を継続すべきだと思います。ですが、少し疑問に思っていたり絶大なる信頼を置けないのであれば一度外してみて相場を見てみてはいかがでしょう!?
実際のチャートで説明
上記はドル円の4時間足チャートです。まず始めに天井から良い感じにラインを引き下ろしてみました。ラインを超えてしっかりと上昇をしているのでこの部分は使えると思います。
続いては天井から二つ目の頭にぶつけてラインを引いてみました。ラインを超えて少し上昇をするも段々と下がって来ているのがわかります。はて。
続いては天井から三つ目の頭に対してラインを引いてみました。一度目はしっかりとラインに反応をして下落をしていますが、下段では少し頭を出したのにも関わらずに結局は下落に転じています。
本当に必要?こんなブレブレな分析方法って本当に必要?
何が言いたいのか!?
今回はたまたま斜めのラインを例に挙げ、結果ディスっているように書いてしまいましたが、何が言いたいのかと言えば・・・・
相場の分析は自身が信頼が出来るものだけを使えば良いです。トレードに負けた原因を自分の勉強不足や分析の甘さとしているならば尚更。相場分析で失敗した際、自分自身を疑うのはもちろんですが、分析に用いているあらゆるものを疑っても良いという事。
僕は今までトレンドラインしかり、チャネルしかり、移動平均線に至っては20日・120日・300日移動平均線のEMAとSMAの6本を使っていましたが、相場の軸を見つけるのに邪魔なことから300日移動平均線のSMAと水平線だけにしました。相場の軸をしっかりと見つけれるようになってから相場の値動きの予測がある程度立てれるようになりましたし、幾分相場を見るのが楽しい!他にもトレードも疑心暗鬼が減ってやりやすくなりました。
相場の見方は人それぞれですし、どんなインジゲーターやオブジェクトを使うのも人それぞれ。成功をするならばもちろん素敵なことだと思います。ですが万一、相場分析において自分に自信が持てないと思っている方がいらっしゃれば参考にして頂けると幸いです。
最後に
こんな事を言ったら怒られるかもですし、僕個人の持論ですが各インジゲーターやオシレーター、オブジェクトもファンダメンタルズ分析も然り、全て相場の本質を隠す意地が悪いものだと思っています。僕もまだまだ若輩ものですが、こんな若輩者でもこんな風に感じ取れるので相場分析において自分以外に疑うところを探してみるのも良いのかもしれません。最後まで読んで頂きありがとうございました。