FXの通貨ペアの記事です。
FXの通貨ペア 通貨ペアランキングをご紹介!
FX取引においてとりあえず「ドル円はやってみた」と言う初心者さんはわりと多いと思います。世界中では色んな通貨が取引きされています。「ドル円以外にも何か取り引きしてみたい」どんな通貨ペアを選べば良いのか、ドルストレートペアとクロスペアの違いは何なのかを説明したいと思います。兄弟ペアなんて言われている通貨ペアもあれば、相関関係にある通貨ペアもあります。通過ペアによってもクセや特徴があったりしますし、まずは基本的知識から学んでみては如何でしょうか!?この記事は完全に初心者さん向けに作っているので、通貨ペアを熟知されている方は読んでも恐らく時間の無駄になってしまうと思います。はい。
ドルストレートペア
まずはドルストレートペアをご紹介していきます。まず始めにドルストレートペアとは何か!?通貨ペアにはドルストレートペアとクロスペアの2種類があります。ドルストレートペアはドルと直接ペアになっているもの。クロスペアとはドルが絡んでいないペアの事を指します。ドルストレートペアはどんなペアがあるのか!?ざっくりですが紹介をしたいと思います。
ユーロドル(ERU/USD)
ドル円(USD/JPY)
ポンドドル(GBP/USD)
豪ドルドル(AUD/USD)
NZドルドル(NZD/USD)
カナダドルドル(CAD/USD)
スイスフランドル(CHF/USD)
有名どころではこのような通貨ペアが挙げられます。他にも南アフリカのランド、トルコのリラ、メキシコのペソ、中国の人民元、ロシアのルーブル、香港ドル、台湾ドル、韓国ウォン、スウェーデンのクローナ、アイスランドのクローナなどありますが、取り急ぎは上記のユーロドルからフランドルをチェックしておけば良いと思います。
クロスペア
続いてクロスペアをご紹介していきます。前述しました通り、クロスペアとはドルが絡んでいない通貨ペアの事を指します。例えばユーロ円やポンド円、例えば豪ドルNZドルなどなど。クロスペアを全部ご紹介するのは少々困難なので人気がある通貨ペアをご紹介したいと思います。あ、そうそう。これはお伝えしなければ。クロスペアはドルを挟んで取引きされています。例えばユーロ円ならば「ユーロドル」と「ドル円」とドルを介してレート算出されたもの。ユーロ円もしかりユーロポンドのような通貨ペアもドルを介してレート算出されています。それを踏まえ、主なクロスペアを紹介したいと思います。
クロス円ペア
ユーロ円(EUR/JPY)
ポンド円(GBP/JPY)
豪ドル円(AUD/JPY)
NZドル円(NZD/JPY)
カナダドル円(CAD/JPY)
フラン円(CHF/JPY)
ほかクロスペア
ユーロポンド(EUR_GBP)
ユーロ豪ドル(EUR/AUD)
ユーロNZドル(EUR/NZD)
ユーロカナダドル(EUR/CAD)
ユーロフラン(EUR/CHF)
ポンド豪ドル(GBP/AUD)
ポンドNZドル(GBP/NZD)
ポンドカナダドル(GBP/CAD)
ポンドフラン(GBP/CHF)
豪ドルNZドル(AUD/NZD)
豪ドルカナダドル(AUD/CAD)
豪ドルフラン(AUD/CHF)
NZドルカナダドル(NZD/CAD)
NZドルフラン(NZD/CHF)
カナダドルフラン(CAD/CHF)
とこんな感じです。クロスペアに関しては通貨通しの総当たり戦をイメージしてもらえたら分かりやすいと思います。その為、他のクロスペアをご紹介しようとするとものすごい量になってしまうので中略させて頂きます。お好きな通貨ペアを取り引きする事をお勧めします。自国通貨の円以外のクロスペアに関してはあまり情報配信されていません。日本人ならばクロス円のペアをチョイスする事が適当かなと思います。
前ドル・後ろドル
続いて前ドルと後ろドルに付いて説明をして行きたいと思います。ドルストレートペアにはドルが前に付くパターンと後ろに付くパターンの2種類があります。ドル円なんかは前ドルですし、ユーロドルは後ろドルになります。もしかしたら前ドル・後ろドルと言うのは全国共通の呼び名ではないかもですが、僕はそう呼んでいます。呼び方はさておき、前ドル・後ろドルの特徴を説明したいと思います。
前ドル
有名どころではドル円、ドルカナダドル、ドルフランなんかが挙げられます。この前ドルはドルを基軸にした通貨ペアです。仮にドルが買われ円が売られているケース(円安ドル高)は上昇トレンド。逆に円が買われドルが売られている時期(円高ドル安)は下降トレンドとなります。初心者あるあるで「なんで円安なのにドル円上がってんの?」があると思いますが、これは円目線の解釈であり取引上はドル目線なので解釈自体が真逆になる、この事を理解出来てない間はこういった疑問が浮上をすると言うことです。
前ドルペア以外にもクロスペアでも同じ事が言えます。ユーロ円やユーロポンドでも双方ユーロ目線になる為、円やポンドの解釈は真逆になると言う事になります。
後ろドル
続いて後ろドルを解説していきたいと思います。後ろドルで言うと結構ペアが存在します。FX取引きではユーロドル、ポンドドル、豪ドルドル、NZドルドルがありますし、CFD取引きのペアでは金相場はXAU/USD、銀相場はXAG/USDなどこれも列記とした後ろドルペアです。他にも仮想通貨の取引でもBTC/USD(ビットコイン)、ETH/USD(イーサリアム)、XRP/USD(リップル)など後ろにドルが来るケースが殆どです。この後ろにドルが付くケースは前ドルの真逆。後ろドルペアチャートで上昇をしているときはドル安傾向、下降をしている場合はドル高傾向となります。
基軸通貨と決済通貨
あまり詳しい事を書きすぎるとややこしくなってしまうのでこの話題は簡潔に済ませますが、前に来る通貨(左側に位置する通貨)を基軸通貨と呼び、後ろに来る通貨(右側に来る通貨)を決済通貨と呼びます。ドル円の場合はドルが基軸通貨で円が決済通貨と言う事になります。
ドル円の場合は「円でドルを買い」「買ったドルが利益になったので円で売る」、逆にショートの場合「円でドルを売り」「売ったドルが利益になったので円で買う」と言うイメージです。ね!?ややこしくなったでしょう(^-^;)実は僕もややこしくなっちゃうんです。なので簡潔に済ませちゃいます。
通貨ペア選び
どんな感じで通過ペアを選んだら良いんだろう!?と悩んでいる方もいらっしゃるはず。FXの上級者になればなるほど取引通貨ペアは多くなりますが、初心者のうちはまずは一つの通貨ペアから始めてみては如何でしょうか!?もし、それでも他の通貨ペアも見たい・取引したいと言うのであればリンクする通貨ペア、例えば「ユーロドル」「ドル円」「ユーロ円」のようなペアをチョイスしてみては如何でしょうか。3通貨ペアだけじゃなくもっと見たい!と言う方はドルストレートペアで紹介をした7通貨ペアとクロス円の6通貨ペアを監視してみては如何でしょうか!?もっともっともっとと言う方仮想通貨にしてもCFDにしても色んなペアを気の済むまで見て下さいとお伝えします。
ただ一つアドバイス。トレード手法が確立していない場合、色んな通貨ペアを見たところで二頭追うものは一頭も得ず状態になりますし、機会損失になってしまう恐れがあります。まずは自身のトレード手法の確立してから多通貨ペアを監視し始めることをお勧めいたします。
通貨ペアランキング
通貨選びの話題からいきなりランキングに移っちゃいます。このランキングはあくまでFXの取引ランキングです。
1位:ユーロ/ドル(EUR/USD)
2位:ドル/円(USD/JPY)
3位:ポンド/ドル(GBP/USD)
4位:豪ドル/ドル(AUD/USD)
5位:ドル/カナダドル(USD/CAD)
6位:ドル/人民元(USD/CNY)
7位:ドル/フラン(USD/CHF)
8位:ドル/香港ドル(USD/HKD)
9位:ユーロ/ポンド(EUR/GBP)
10位:ドル/韓国ウォン(USD/KRW)
ランキングはこんな感じです。日本の円は取引量2位と言うのは凄いですよね。時に新聞で「円はジャンク通貨になるのか」など言われていますが、今のところはジャンク通貨になりそうな気配が一切ありませんよね。※ちなみにですがトルコリラはジャンク通貨と言って良い通貨だと個人的には考えています。トルコリラはエルドアン大統領が退任するまで下がり続ける通貨と言われています。通過のトレンドが大統領の退任次第ってどんな通貨やねんって思ってしまいます。ま、それはそうとランキングは以上です。
通貨の通称・愛称
これも覚えていた方が良いと思ったのでこの記事に書いちゃいます。通過には時として通称・愛称のようなものが付けられます。一番有名なところでは豪ドルのオージーでしょうか。オージーと言われる場合、オジと伸ばし棒も取ってしまう場合があり、どちらが正解でも不正解でもなく好きに呼んで構わないと思います。このような通称をご紹介したいと思います。
豪ドル:オージー
NZドル:キウイ
カナダドル:ルーニー/キャン
フラン:スイス
こんなのが挙げられます。通過ペアでもこの通称が用いられ、例えば豪ドル/ドルの通貨ペアだと「オージードル」や「オジドル」、豪ドル円の場合は「オージー円」や「オジ円」などと言われるケースが多いです。
ちなみにオーストラリア=オージーはものすごい分かりやすいですが、ニュージーランドのキウイって?カナダドルのルーニーって?って思いますよね!?これは何でこんな通称になったのか調べてみました。
ニュージーランドのキウイはニュージーランドの国鳥とされている「キーウィ」から由来され、カナダドルのルーニーはカナダの1ドル硬貨にルーンと言うアビ科の水鳥が刻まれているそうで、この1ドル硬貨をカナダでルーニーと呼ばれている。この事が由来でカナダドル=ルーニーと通称されているそうです。由来って面白いですよね^^
まとめ
本当ならば通貨ペアの特徴や兄弟ペア、逆相関になっているペアとペアや通貨ペアのクセなども紹介をしたいところでしたが、今宵は少々時間があまりありませんで…次の機会にしたいと思います。ちなみにこの段落の見出しを「まとめ」としましたが、通貨ペアに対してまとめる事は特にないのでこのまま記事を終わらせて頂こうかと思います。最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
記事終わり
当記事をご覧頂きましてありがとうございます。今回は通貨ペアに付いてでしたが、次回は通貨ペアのクセだったりを紹介出来たらなと思っています。情報共有のような形でご覧になって頂けたら幸いです。今後とも当サイトをよろしくお願い致します。